募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

（実例）
面接時に、ハローワーク職員及び就業・生活支援センターの職員の同席を認めた。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
ハローワークとの窓口は実質的に受け入れ企業で決定権のある副社長が対応するとともに、窓口を副社長へ一本化した。また、現場への指示は、副社長から担当部門の長へ指示をした。

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

（実例）
できるだけ周りの方に聞きやすいよう責任者のそばでの作業とした。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

（実例）
本人が体験の時に、昼食時の座る席が自由であったためにどこに座ってよいか混乱したことから、当初午前中のみの勤務とし、昼食の時間帯を心配しないでよい配慮をした。

できるだけ静かな場所で休憩できるようにすること

（実例）
昼食時の席について配慮した。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

（実例）
本人が生活のために就業時間を増やしてほしいとの要求に対して、昼食時にどこに座るかが本人の精神的負担になっていたことから、本人の適性を配慮した上で、昼食時の席を気にせずに済む部署に配置換えをしていただいた。これにより午後の勤務も可能になった。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

（実例）
ハローワークとの窓口は実質的に受け入れ企業で決定権のある副社長が対応するとともに、窓口を副社長へ一本化した。また、現場への指示は、副社長から担当部門の長へ指示をして、本人の障害についてできるだけ範囲を限定して周知する配慮をした。

その他の配慮

（実例）
会社で話せないことは、仕事の帰りや休みの日に就業・生活支援センターに相談に行ってもらった。