募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

（実例）
支援機関の担当者が同席し、対象者の障害の内容について説明を受けた。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

（実例）
担当者（4名）より業務指導を行った。

業務指示やスケジュールを明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順について図等を活用したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

（実例）
最初は支援機関の担当者に来てもらい、マンツーマンで指導してもらった。その後は、担当者より仕事の指示を行った。指示については一つずつ出し、複数の指示を出さないように配慮した。複数の業務がある場合は、一つの業務が終わってから、次の業務を行うように配慮した。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、体調に配慮すること

（実例）
本人の希望に応じて決定した。高校生（制服）が多い時間のバス通勤ができないので、出勤時刻の変更を行った。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

障害についての説明は、全従業員へ行った。

その他の配慮

事業所担当者へ言いにくいことは、支援機関へ相談してもらい、相談内容によって従事作業や就業時間などを本人の負担にならないよう、変更した。