募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

採用側の総務担当者・配属先の事業部部長・チーム責任者とジョブコーチの方々が同席し、支援計画書を用いて、合理的配慮についての説明を受けた。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

チームリーダーを指導者とし、1日のスケジュールを本人・ジョブコーチも交えて作成し、業務の習得度に合わせてスケジュールの見直しを行う。

仕事内容等をメモにする、一つずつ業務指示を行う、写真や図を多用して作業手順を示す等の対応を行うこと

業務マニュアルを使用し、本人もメモを取りながら1つずつ作業を確認。後日、メモをまとめながら作業の流れを再度確認する。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

1時間～1時間半に1回程度の休憩を取りいれ、体力的に辛くなる午後は休憩時間にストレッチやマッサージチェアなどを活用し、身体的負担の軽減を図る。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

新しい作業を習得する際は、多少パニックに陥る為、本人が納得するまで時間と手間をかけ、本人のペースに合わせたスケジュールを行う。問題が発生した際やいつもと違う状況（体調の不調や気分の落ち込み）が見られる場合は、すぐに時間を作り本人と面談を行う。

その他の配慮

周囲とのコミュニケーションを図るのが苦手な為、作業のチェックを日替り担当とし、チーム全員と会話ができるようにした。