募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

障害者就業・生活支援センターの支援員が同席した。

その他の配慮

障害者トライアル雇用を活用した。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

配属部門には、副社長、店長、本人、同職1名の計4名が配置されている。主に副社長と店長が本人の担当者である。

業務指示やスケジュールを明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順について図等を活用したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

担当者とその他社員と本人の指示の受け取り方は口頭ではなく、作業指示書、制作依頼書として文書や絵による指示の方法を実施している。
仕事のやり残しでパニックにならないよう、仕事開始前に担当者と1日のスケジュールを確認している。
苦手な電話の受け取り業務からはずし、本人の得意部門の仕事に集中出来る配慮をした。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、体調に配慮すること

休日は本人の希望の土日に設定している。体調を崩す前に休暇を取ることを勧めている。聴覚過敏があるため、日中の時間帯を避けて他の社員が退社した静かな時間に作業時間を設けることを認めている。

感覚過敏を緩和するため、サングラスの着用や耳栓の使用を認める等の対応を行うこと

視線が入りすぎるので集中できない特性を踏まえ、机に前後左右につい立てをたてている（事業所で用意）。外に出るときはサングラスを使用（本人が用意）。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

本人の希望により障害特性を全職員に開示している。障害を開示して長く定着して働きたい、また他の障害者の模範になりたい、非開示によるストレスを避けたいとの事による。

その他の配慮

障害者就業・生活支援センターの支援員が定着支援に入り、悩み相談、作業マニュアル使用の提案や本人のリフレッシュの方法を助言。
仕事に集中しすぎるときは担当者からストップをかける等の配慮をする。また、スキルアップのためのセミナー等に積極的に参加をさせている。