募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

当初の方針として、本人から希望があれば、対象障害者を支援する支援機関担当者の同席を認めている。

その他の配慮

当社のこれまでの取組として、聴覚障害者との採用面接時にはPCを利用して行ったことがある。また、採用予定者となった者が直ちに就労する自信がないと申し出たときは、1週間の採用前研修を実施した後に決定するようにした。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

障害者職業生活相談員の資格を持つ現場責任者を担当者とし、障害者と業務改善に関するミーティングを週1回実施している。また、現場責任者は、業務状況や体調面、今日1日の感想を日々の日報に記入させ把握している。

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

業務内容の再確認を行うことができるよう、障害者自らが業務マニュアルを作成している。
日々の業務については、朝のミーティングで指示、業務内容を確認している。
今後は、マニュアルを動画化して自分のPCで動画を見て業務を確認できるように計画している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

翌月に予定する通院のための休暇は、前月に希望日を提出させている。
体調に考慮し、60分業務をしたら5分休憩を取ることとしている。
日報に体調のことが記入されていれば、朝必ず声掛けをして体調を確認し、日中体調が悪そうであれば休ませたり、早退させている。

できるだけ静かな場所で休憩できるようにすること

休憩室は特に設置していないが、空いている面談室や教室を使うこととしている。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

対象障害者の体調の良し悪しを確認して、業務量を調整している。
同じ業務を終日行わせない。交代で行うようにしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

入社前に、対象障害者の障害の内容・特性、気を付けることなどを従業員に説明している。

その他の配慮

机の配置を人と向き合わないように壁に向かって配置し、現場責任者が皆を見れるようにしている。
残業は一切させず、定時で退社させている。