知的障害者の環境整備業務における合理的配慮事例
2016年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・28007
- 業種
- 医療,福祉業
- 従業員数
- 91人
- 職種・従事作業
- 環境整備業務(施設内清掃等の施設内外の環境整備、リネン業務の補助、入所者のベッドシーツ交換補助)
- 障害種別
- 知的障害
- 障害の内容・特性
- 知的障害
幼少期はマイペースで穏やかな性格であった。周囲とのコミュニケーションも良好にとることができる。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
- 学校から職場開拓のための訪問の要請があり、ハローワーク同行の訪問に応じた。
- 本人の障害特性や強み等の情報を共有し、実習を実施するにあたり職務の切り出し等を行った。
- 在学中に同事業所において、12月・1月・3月に職場実習を実施し、その都度、課題設定と配慮の具体的方法を話し合った。
- 在学中の職場実習を経て雇用と同時に、ジョブコーチ支援を利用した。6月の支援終了時に本人と関係機関で、支援経過と今後の支援内容確認のためにケース会議を行った。
- 雇用後も支援機関の職場訪問による定着支援や、学校主催の同窓会へ参加した機会に本人から情報収集をし、支援機関で情報共有を図り支援体制を整えた。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
・シーツ交換やゴミ捨てに加えて、手すり拭きや窓拭きも担当させてもらえるようになったことが嬉しかったです。実習生や後輩にもっと上手に仕事を教えられるようになりたいです。
・できない仕事や分からないことがあったときには、無理をせず報告や相談することが大切だと思っています。

シーツ交換(利用者が入浴中にシーツ交換を行います)
※業務スケジュールとして設定
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