難病患者の印刷・製本業務における合理的配慮事例
2016年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・28029
- 業種
- 製造業
- 従業員数
- 45人(H28年8月現在)
- 職種・従事作業
- 印刷・製本作業
- 障害種別
- 難病(筋ジストロフィー)(心臓機能障害1級)
- 障害の内容・特性
- 筋ジストロフィー(エメリー・ドライフス型)、除細動器付ペースメーカー装着
- その他
- 特例子会社、障害者職業生活相談員
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
採用時にペースメーカーを装着していることから、職場内設置機器からの影響がないか確認した。
病状及び通院状況の聞き取りを行い、通院のためとして月2日間の公休を認めた。
本人には必要ないが、他の社員・来客・通行人に対してのAED設置の要望を当該社員から受け、必要と判断してAEDを設置した。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
土日祝日の休日に加えて、通院のための公休もあり、生活のリズムを崩すことなく無理をしないで働ける職場です。社員・来客誰に対してもいつでも使えるようAEDの設置をお願いしたら実現しました。様々な障害のある社員が働いていますが、障害に合わせて様々な配慮や適材適所として業務に従事することができるようになっており、恵まれた会社だと思います。また、前社長の「二人で二人前」という言葉(※)も印象的で、支え合って仕事ができると思います。「朝起きて、少しえらくても(体調が悪くても)とりあえず行きたいと思う会社」です。
※障害者各人の得意な部分に目を向け、チームで取り組むことで「一人で一人前」と同じ成果を出すとの意味
アンケートのお願い
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