難病患者の事務職における合理的配慮事例

2016年度作成
事業所名
合理的配慮事例・28030
業種
卸売業、小売業
従業員数
139 人
職種・従事作業
事務職
障害種別
難病(潰瘍性大腸炎)
障害の内容・特性
大腸の炎症性疾患で、血便や下痢、腹痛が起こる病気で、トイレに行く回数が多くなることがある。定期的な通院が必要であるが、服薬により症状の改善や消失(寛解)が認められる場合が多い。他人にうつる病気ではない。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細

面接の際に本人から難病患者であること、通院のため平日休むこと、風邪をひきやすいこと、体調が悪くなると休みがちになるかもしれないこと等が伝えられたので、会社からは病気になること、病院に行くことは他の社員でもあることで特別なことではないこと、通院のための休暇取得にも対応できること、畳敷きの休憩場所があるので勤務中の体調の変化にも不安を感じる必要はないことを伝え、不安を取り除くように努めた。
採用後は人事担当者が週1回職場を訪問し、通院予定や体調についての聞取りを行っている。

配慮を受けている障害者の意見・感想等

「仕事を休んでも大丈夫」、「体調に合わせて休憩を取って」と声を掛けてもらえるのがありがたい。日常的に声を掛けてもらっているので、何かあったときにはためらわずに相談できる。病気の詳細について理解してもらっていることで安心感がある。

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