募集・採用時の合理的配慮

その他の配慮

面接時に病気のことを開示されたが、病気の有無で採用の判断をしないよう、本人の職業能力や仕事で活かせる経験等について詳しく聞いた。また、必要となる配慮事項についても詳しく説明を受けた。　

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

相談できる担当者を選任した（法人責任者、同じ職場の上司）。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

月に1回から2回の通院が確保できるように、積極的に休みを取って構わないことを伝えた。また、疲れたときにはすぐに職員に相談し、休憩を取るように促している。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

施設外就労となる実習先によっては空調設備が整っていない企業もあり、体温調整が難しく体調悪化につながりやすいため、体調が優れないときには控えるように伝えている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

特に病気が仕事に支障を来さないという判断と難病者であるからという過度な反応を防ぐため、法人全体には病気があることは周知せず、先入観なく同じ職員として受け入れられるように配慮した。ただし、同じ職場の職員には、安心して働くことができるように、声掛けや体調不良時の対応などの配慮事項について説明等を行った。

その他の配慮

配属予定の勤務先が遠方だったため、自宅に近い職場に変更した。
職務内容が身体的に過重負担にならないよう、障害が軽度で身辺自立ができている利用者の多い就労移行支援事業所に配属した。