難病患者の保育士業務における合理的配慮事例
2016年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・28036
- 業種
- 教育
- 従業員数
- 25 人
- 職種・従事作業
- 保育士
- 障害種別
- 難病(アッシャー症候群)
- 障害の内容・特性
- 難聴(感音性難聴)に目の病気(網膜色素変性症)を伴う疾患である。
感音性難聴・・・・・・言葉が雑音の中に埋もれてしまい、普段の会話が聞き取り難い。
網膜色素変性症・・暗所での視認性が悪くなり(夜盲)、視野が狭くなる。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
- 採用当初は、週に1回程度、現在は1か月に1回の頻度で障害者就業・生活支援センターの支援相談員に来所してもらい、対象者本人との面談や、園長または主任も入っての意見交換の場を設けている。
- 採用後1週間経過した頃に、「見えにくい、聞こえにくい」ことが要因で「何ができて何ができないか」についての説明と、特に「見えにくい、聞こえにくい」ことが要因でできずに困っていることを改善したい旨の申し出があったので、職員会議で説明させた。この結果、当初周りの職員もどこまで踏み込んでよいのかが分からなかったが、それ以降は、互いに遠慮しないで気持ちを発信しあうことができるようになった。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
職員の方々が、自分の病気や障害を理解をして、受け入れてくれることへの感謝でいっぱいで、その事により仕事に対する意欲も高まってきた。
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