採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

上司の係長が指導・相談担当となっている。相談がある場合は、些細と思われることでも相談するように指導している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

1日7時間勤務で週3.5日間出のシフト勤務になっていて、残業はほとんど無い状況。また、体調不良で欠勤した場合に備えて他の職員が業務をフォローできる態勢をとっている。病状のことを考慮し、家族の送迎によるマイカー通勤をしている。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

入社当初は、対象者も事業主側も手探りの状況であったために、外出する業務や長時間の立ち仕事なども依頼していた。しかし体調への影響が懸念されたことから、現在担当している、院内での受付及び電話予約業務に変更した。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

体調不良のときには、直ちに上司の係長に申し出してもらうようにしており、同僚に対しても対象者の病気について、周知しフォローを依頼している。

その他の配慮

1. 重い物の運搬や長時間の外出などは、体調への影響を考慮し、対象者との話し合いによって業務から外している。
2. 対象者の病気の特徴として、季節の移り変わりや天候の変化の影響を受けやすいので、調子が悪ければその都度相談してもらうようにして業務に支障がでないようにしている。特に、暑さが辛く感じるとのことなので、室温等の調節は対象者に任せている。