募集・採用時の合理的配慮

その他の配慮

対象者は、クローン病患者として、就労支援機関から紹介があり、病気の内容等について事前に情報提供を受けた。　

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

病状が安定している時期は、他の社員と変わりなく仕事ができるので、指導や相談に係る特別な担当者を定める必要はないと判断している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

定期通院、再燃時は有給休暇、病休で対応。他の人よりは体調を崩しやすいと認識している。また、体調に応じて、対象者自身の判断で休憩を取ることができるよう配慮している。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

病状が安定している時期は、他の社員と同様にシフト制で勤務し、残業もこなしているが体調不良時には、業務量を軽減し調整を図っている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

所属長である店長に対しては、就労支援機関の情報提供を受けた採用担当者からクローン病について細かく教え、目配りを促している。
周囲の社員に対しては病気について細かく教えてはいないが、体調を崩しやすく通院や入院のため休みがちになることがあるといった説明を行い、情報共有している。

その他の配慮

病状が安定している時期には障害のない社員と同様に仕事ができるので、特に障害者であるという意識はなく、他の社員と同様に対応している。再燃した際には通院・入院が必要になるが、障害のない社員でも体調を崩せばそれは同じことだと考えている。