募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

障害者就業・生活支援センターの支援員の同席を認め、障害の状態等の必要な情報の提供をしてもらった。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

作業指示や相談等は、全て事業主とやり取りとしているが、不在時や急な対応が必要な場合は、同僚から確認、報告等を行う体制としている。

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

理解力があるため、特段の対応はしていないが、抜け落ちに気付いた時は丁寧に繰り返しの指導を行っている。本人が、わからなかったり、忘れたりしている場合は、その都度確認するよう指導しており、その際も同じように丁寧に繰り返しの指導を行っている。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

ストレスを与えないよう本人の体調や意思に沿い、早退や休憩頻度を増やす等、臨機応変に対応している。

できるだけ静かな場所で休憩できるようにすること

施設が限られているため特段の対応はしていないが、声掛けをするなどにより本人の気持ちを確認している。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

見た目で体調不良や疲労を確認できる場合や本人から申出があった場合に、作業内容を軽減したり、ツーマンで作業を行う等の対応をしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

本人からも自分を理解してほしい旨の申し出があったため、他の従業員にも病状・特性を説明し、対応等に理解をしてもらっている。