募集・採用時の合理的配慮

面接時間について、体調に配慮すること

応募した本人の通院時間を考慮して面接時間を設定した。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

担当者として人事担当の課長を定め、他に補助を二名としている。
担当者は配属先の上司であり、状況に応じ随時業務の指導に当たっている。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

通院のため休暇取得は弾力的に運用している。また、階の上下移動には通常職員は階段利用だが、本人には心臓に負担をかけないよう、エレベーターの利用を許可している。その他、コピー用紙等の重量物の運搬も負担になるので一度の運搬に一定の重量以下といった配慮をしている。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

当初、為替部門に配置したが、金額のチェック等の仕事で時間に追われ、慣れないせいもあり心理的に負担となった。このため心臓の障害にも悪影響と思われ、現在の営業推進・総務・人事部門へ配置換えした。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

本人了解のもと、同僚の人事・総務部門の担当者に周知している。