募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

本人の希望により、面接時の同行なし。

その他の配慮

採用内定後、採用日前に支援者会議を開催し、事業所の労務担当部長、就労移行支援事業所、障害者就業・生活支援センター、自治体（担当保健師）、ハローワークにより採用後の支援（役割）について確認を行った。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

現場のチームリーダー・サブリーダー（入社3年程）を作業担当者とし、また生活面は総務担当社員を相談相手とし、相談内容等は全て労務担当部長へ報告させている。

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

既存の写真入り作業マニュアルを活用している。
採用から当面は同じ作業を担当させていたが、新たに別作業を追加する時には、支援機関の支援員にも説明を行い、本人と作業内容を確認しながら従事させた。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

通勤手段が自転車のため、悪天候時には出勤を控えるよう配慮している。
本人より、就業時間を増やしたいとの相談を受け、労務担当部長が主治医あてに書面により意見を伺い、その返答内容を踏まえたうえで本人の希望に応えた。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

体調面の良し悪しによる一日の作業量に偏りがあっても、他社員でカバーしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

本人の了解のもと、工場内の部課長クラス及び現場リーダー、総務担当社員まで障害を開示している。