採用後の合理的配慮

移動の支障となるものを通路に置かない、机の配置や打合せ場所を工夫する等により職場内での移動の負担を軽減すること

当該事例は自立歩行できるため特段の配慮を行わなかったが、障害部位に合わせて配属先を検討し、障害者の移動に支障のないことを第一に考えている。

スロープ、手すり等を設置すること

育成場からの採集後はトレーに並べて作業場まで移動し、作業場で包装した製品を段ボール単位で出荷することから、移動には台車を活用しており、事業場内に段差はあるがわずかである。

体温調整しやすい服装の着用を認めること

育成場、作業場ともに温度管理のなされた屋内作業である。育成場は時期によっては外気温と温度差が大きくなるため、服装について積極的に声掛けをしている。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

医療機関と連携体制をとっている。体調の変化を感じた場合は作業を離れるよう勧め、原則帰宅させ休養させることとしている。（休憩室には横になれるよう長ソファを配置している）