募集・採用時の合理的配慮

その他の配慮

雇用前に県の障害者委託訓練（インターンシップコース）を1ヶ月間実施した。訓練の状況を踏まえ、洗浄作業は暑い環境下での作業であることから、洗浄作業だけでは体力的に厳しいことが判明したため、本人との話し合いにより、勤務時間を4時間とし、初めの1時間を事務補助、次に洗浄作業を1時間、30分の休憩を挟んでまた洗浄作業を2時間とした。また、本人の通院日が火曜日であることを考慮し、公休は火曜日と日曜日とした。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

担当者は、本人が所属する給・配食センター所長補佐としている。直接本人に対して業務指導を行い、本人からの相談を受けている。　

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

休憩時間が30分あるが、業務が忙しいと本人が遠慮して、休憩に入る時間が遅くなることがあるため、担当者が適宜声掛けを行い、休憩を取らせている。また、畳敷きの休憩室を用意しており、横になって休憩できる環境となっている。暑い環境下での作業のため、水分補給についても配慮を行っている。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

体力面から、洗浄作業の仕事量的にはどうしても劣る面があるが、他の労働者が本人の障害を理解してカバーしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

他の労働者には本人の障害について採用時から説明している。

その他の配慮

本人の自宅と就業場所は至近距離ではあるが、体力面を考慮しマイカー通勤、駐車場使用を認めた。