募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

障害者就業・生活支援センターの職員、養護学校の進路指導教諭の同席を認めている。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

指示の内容やわからないことがあった場合の相談者をラインの上司に一本化することで、複数人からの指示で混乱しないようにしている。また曖昧な指示の出し方はしないようにし、図やチェックリストを活用することも含め、視覚的にわかるような指示の出し方をしている。また同時に複数の指示や変更などが起きないように一つ一つ課題をこなしていけるようにしている。

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

就労時間は1日8時間であるが、仕事の量は本人が自分のペースでできる量から始め、進路指導教諭と障害者就業・生活支援センターの職員と本人、事業所の採用担当との面談を行い、本人の状況を確認しながら、本人に無理のない範囲で少しずつ仕事を増やしていった。本人の特性を考慮しながらどの程度できているか、時間の間隔など踏まえて指示を出すようにしている。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

ラベルを貼る位置が分かりやすいように、透明なビニールシートにラベルを貼る場合は下敷きにラベルの貼る位置を記載し、重ねればはっきり分かるようにした。細かく区切られたプラスチックのケースを活用し、貼り付けたシールの数などが後で間違いないか確認できるようにした。