募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

障害者就業・生活支援センター職員の同席を認め、障害特性の説明を行ってもらうとともに、具体的な配慮の提案を受けた。

その他の配慮

主治医からの配慮事項を聴取した上で、業務内容を説明し、体調に問題ないことを医師に確認し、配慮の仕方を社内で検討した。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

指導担当者を一人に決めて、本人に指導を必要とすることがあれば、まずは指導担当者に伝え、指導担当者から本人にまとめて伝達している。指導担当者が不在のときは、その上のリーダー職の職員が対応している。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

本人は当初フルタイムでの就労を希望していたが、疲れが大きかったことから1日4時間からの勤務とし、また連続の勤務は疲労がたまることから、水曜日と日曜日を休日として設定することとした。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

医師のアドバイスのもと、本人に無理をさせないようにするため、首から下げるネームプレートに体調に応じて付箋紙を入れ、他の従業員が体調を把握できるように対応している（青：体調良い　黄色：疲れている　赤：体調不良）。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

障害特性、配慮事項について周知を行っている。注意点として「黄疸」がでたら要注意であり、本人の顔色や白目の色にも体調のサインがでる点を周知した。