募集・採用時の合理的配慮

面接時間について、体調に配慮すること

立ち仕事や重い荷物の移動の可否、体の動きの確認をした。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

総務課課長のほか、人事に障害者の雇用を担当する窓口職員を1名配置している。各配属先では、所属長が業務指導や雇用管理を担当し、サブの担当者を1名つけるようにしている。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

無理に出社する必要がないこと説明し、体調が悪い場合は出勤前に連絡するよう伝えている。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

当初、受付事務員として採用したが、心臓の内部障害のため長時間の立ち仕事に無理が生じたため、本人の意見も聞きながら、医事課の中で病棟クラーク事務補助の職務に配置換えを行った。
人当りもやわらかく、利用者の受けもよく職務を継続している。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

面接の際に周知の了承を得て、配慮してほしい点をヒアリングしている。
管理者に箇条書きしたものを渡し、管理者限りで保管又は破棄させている。
「障害」という言葉は使わずに、障害者担当はサポートスタッフと呼んでいる。