募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

特別支援学校担当教諭と保護者の同席を認めた。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

各店舗に1名の割合で障害者を雇用しており、各店舗に1名の業務指導担当者を配置している。業務指示は始業の際に行い、まずは本人に相談等の有無を確認し、本人の状況（作業にかかった時間、体調等）を見極めている。

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

6ヶ月ごとに業務量の見直しを行っている。1日の業務指示を通しで可能な障害者、作業ごとに指示を必要とする障害者、作業時間から業務完了有無を見極める必要のある障害者など、本人の能力に応じ、業務量を調整し、増減を検討している。決定後に本人と保護者等に提案し、実施可能かどうかを決定している。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

文書での提示ではなく、実践（見本、お手本）して見せることと口頭で説明している。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

生活リズムを崩さないよう、速やかに就業生活に慣れるよう、基本的に就業時間設定は、卒業した養護学校と同じ時間内としている。
場面緘黙のため、特定の人としか会話ができないことから、休暇予定以外で出勤してこない場合には保護者に確認連絡をすることとしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

障害者の状況、障害特性の理解が不足する可能性が高い学生アルバイトが就業する時間帯には、障害者を働かせていない。

その他の配慮

職場環境及び本人の就業状況把握のため、、採用初日から2日程度の間、保護者の見学を受け入れている。