事業所名

合理的配慮事例・28104

業種

サービス業

従業員数

32人

職種・従事作業

清掃

障害種別

知的障害

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

5人ほどのグループごとに指導員が担当している。毎朝の全体朝礼で情報共有等を図っている。

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

初めの2週間程度は、指導員・先輩社員と一緒に手順書を見ながら作業を行う。
手順書を見なくてもできるようになった段階で、一人で作業を実施することとしている。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

業務の作業手順書を作成し、職場ごとにパウチを備え付けている。
作業場ごとに工夫を凝らしながら作業環境を整えている
・宅急便等の仕分け作業では、○○部・課という語・表記では知的障害者に分かりにくいため、○○部・課を昆虫や動物の名前に置き換えて仕分けをしている。
・作業道具の整理がしやすいように、戻す箇所に図を表記している。
・洗濯機の操作ボタンに番号を振ったり、雑巾の用途別に色を分けたりしている。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

昼休憩のほかに午前・午後に10分ずつの休憩を設けている。
夏季には、熱中症対策としてクールダウンの時間（10：30、13：30）を設けている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

指導員以外は全員が障害者のため、互いの障害については、コミュニケーションの中で把握している。
作業場の隣に事業所を構える他のグループ企業には、障害者がおしゃべりをしてうるさい場合、注意をしていただくよう促している。

その他の配慮

早寝・早起きや、挨拶（相手からの返事がなくても）の実施は、繰り返し伝えるようにしている。
就労支援機関からは、月1程度の訪問を受けている。

障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細