募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

リハビリ機関職員と支援機関職員の同席を認めた。

その他の配慮

リハビリ機関の職員に現場を見学してもらい、障害の特性から見て業務遂行が可能と判断を受けた上で実習を開始した。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

各作業ごとにリーダーを配置し、指導・相談を行っている。

仕事内容等をメモにする、一つずつ業務指示を行う、写真や図を多用して作業手順を示す等の対応を行うこと

容器洗浄、制服クリーニングは反復作業が主でリーダーが様子を見て声掛けを行っている。清掃業務は手順が複雑なため、声掛け以外にチェックリストを作成している。本人も物忘れの自覚があるため、スマートフォンにチェックリスト等を撮影したり、メモ帳を携行したりする等、工夫を凝らしている。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

本人はリハビリ訓練を終えて、現在は定期的通院や服薬をしていないが、事業所全体では他に定期的通院や服薬している者が多く、その予定を優先している。勤務時間は早番・遅番の2交替制で全員が原則、実働6時間に。統合失調症の者1名のみ6時間勤務が難しく4時間に短縮している。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

特別に担当する業務量を減らしてはいないが、次の作業を忘れてしまい迷っている状態がよく見受けられるため、急がせずに声を掛けるようにしている。　

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

障害がある従業員の個々の障害種別は公表していない。ただし、当該障害者が、物事をすぐ忘れてしまう事に不満を感じている同僚には、その事自体が障害の特性であると説明している。

その他の配慮

支援機関が本人及び管理者に連絡を入れており、連絡ノートを作成してくれている。