採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

担当者は事務局長。本人配置場所は事務局長の近くにした。また、支援機関担当者とも連携を図っている。

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

雇入れ初期の頃は、就業時間は比較的自由とし、期限を設定せずに、一つずつ仕事を任せた。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

採用時は、4時間勤務を基本とし連絡は要するが、早退・遅刻、急な休暇も可とした。また、周囲の職員全員で仕事中の体調変化がないかを留意し、体調が悪そうであれば声かけをした。体調良ければ、4時間以上の勤務も可とし、本人の裁量による勤務時間とした。

できるだけ静かな場所で休憩できるようにすること

できるだけ一人になれる休憩場所はあるものの、本人は体調が悪くなった時以外は利用していない状況である。体調が良ければ、他の職員と一緒の場所で休憩を取っている。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

現在は、業務量というよりは、就業時間を延ばしていけるように配慮している。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

本人同意のもと、職員全員に説明をした。

その他の配慮

専用の電話を配置し、限られた先からの電話対応のみで良いことにしている。