募集・採用時の合理的配慮

面接時間について、体調に配慮すること

特別養護老人ホームのため、面接時に事務室からの移動にどれくらい配慮が必要かということを施設を動いてみながら確認した。

その他の配慮

ハローワーク職員の同席の配慮あり。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

相談・指導の担当者は、施設長と事務主任としている。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

体調管理をするため、1日おきの出勤で月・水・金の勤務としている。通院の日は休暇としている。勤務時間は8：30～16：30で週20時間以上の勤務を確保しながら、負担を軽減できる日数で配慮している。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

動き回る仕事は、心臓に負担がかかるため、極力移動範囲が少なくてすむよう、事務室での事務作業をメインとしている。駐車場もできるだけ近い場所を専用に確保している。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

酸素吸入をしており、外見からも分かるため、障害の内容と動き回りすぎると負担がある事実、及びその配慮は他の従業員にも周知している。

その他の配慮

事業所が特別養護老人ホームのため、利用者用に酸素ボンベの業者が出入りしている。本人は酸素吸入が必要であることから、その業者を利用できるようにし、備え付けの酸素機械の交換や持ち運び用の携帯酸素ボンベの交換等をしている。