募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

就労移行支援事業所の支援員が面接に同席した。

その他の配慮

障害者専用求人募集に先立って、社内報により、社長から障害者雇用を進めていく方針を周知した。全社員で勉強して取り組んでいこうという姿勢を打ち出した。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

本社の本部スタッフの中から主となる担当者を決定した。

業務指示やスケジュールを明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順について図等を活用したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

元々担当者が自分用に作成したスケジュールを使って、週ごとと1日の予定と仕事内容を詳細にかつ具体的に記載した表を作成した。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

休憩時間については、時計のタイマーをセットして、音が鳴ったら休憩を取ってもらう。また、休憩時間の終了についても時計のタイマーをセットすることで、本人が気付けるように工夫した。

感覚過敏を緩和するため、サングラスの着用や耳栓の使用を認める等の対応を行うこと

音には敏感だが、事務所はそれほど騒がしくないので問題はない。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

本人の採用を決定後、本人了解の上、社内報で全社員に周知を実施し、障害の特性、苦手なこと等を記載して配慮を説明した。

その他の配慮

就労移行支援事業所の支援員が月に1回事業所を訪問し、本人との面談を実施した。