採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

常務が業務指導と相談の両方を行っている。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

常務が毎朝本人に健康状態を確認している。また、月1回の受診日には休暇を認め、必ず受診結果を確認している。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

手に力が入りにくいため、重い物の移動が必要なときは必ず補助者を付けて作業させている。
ろれつが回りにくいため、電話対応は担当としていない。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

社員全員に病気の内容と困難な作業（高所作業、重量物の取扱い、電話応対、複写書類の作成など）を説明し、配慮について理解を求めている。

その他の配慮

常務が病気の内容を深く理解し、生活習慣の改善など健康管理についても積極的に助言指導している。また、休憩時間にも声を掛け、相談しやすい雰囲気を作っている。