募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

発達障害者支援センター及びハローワークの担当者同行での事業所見学を実施した。

その他の配慮

事業所の担当者、発達障害者支援センター、地域障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター、通院している病院のケースワーカー、ハローワーク職員、本人の父親で、本人の採用や受入れ態勢に関する相談を実施した。障害者トライアル雇用制度及び地域障害者職業センターのジョブコーチ支援を利用した。また、定休日（水曜日）に気分転換も兼ねて以前通っていたデイサービスを利用することについて面接時に了解した。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

直接の担当者であるサブリーダーを通じて作業内容を指示している。
業務多忙な場合は、早めに本人に連絡し了解を得て、残業してもらっている。

業務指示やスケジュールを明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順について図等を活用したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

本人の習熟度を図りながら、具体的な指示を明確に出したり、急ぐ場合は合図を送り、本人に作業が分かりやすくなるように工夫している。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

毎週水曜日を定休日とし、その日に通院、デイサービス利用を行っている。
障害者トライアル雇用開始時は、1日4時間勤務であり、そこから徐々に慣らしていき、トライアル雇用終了時にはフルタイム勤務に移行した。現在は正社員になり、残業もこなしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

採用時に各部署のサブリーダーを対象に、地域障害者職業センターにより、発達障害及び本人の障害特性に関する研修を実施してもらった。
その後、サブリーダーから全従業員に対し、本人が障害者であることを伝え、配慮を求めた。

その他の配慮

現場のサブリーダーを中心に同じ部署の従業員が本人の困りごとの相談にいつでも対応することができる体制にしている。