募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

特に希望がなかったため、本人一名で行った。

その他の配慮

身振り手振りで構わないことを伝えた上で、言葉が出るまで待って話を聞くようにした。その後も動作で言いたいことがあるようだったので、言葉を待ち話を聞いた。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

障害者の採用は初めてのため、倉庫作業のリーダーによる指導及び年配のベテラン社員による指導もあり、作業はゆっくりでいいと本人には伝えている。また全体を見る力を持ったリーダー長を配置し、倉庫作業のリーダーに対して本人への接し方等の指導や配慮を行っている。　

業務の優先順位や目標を明確にし、指示を一つずつ出す、作業手順を分かりやすく示したマニュアルを作成する等の対応を行うこと

業務内容は、箱詰めやそれぞれの配送先へのチラシ封入等である。本人の適性を見てできないようであれば他の仕事に変更している。作業はゆっくりでいいとリーダーやベテラン社員に伝えている。作業がうまく回らなければセンター長がフォローしている。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

現在まで無断欠勤・遅刻・早退もなく勤務している。勤務時間は13:30から18:30となっている。

できるだけ静かな場所で休憩できるようにすること

休憩は体調に合わせ適度に取るように本人に伝えてある。

本人の状況を見ながら業務量等を調整すること

倉庫作業は、様々な作業があるので作業内容の変更は可能である。また、コミュニケーションが苦手であっても、一人で行う作業も多く、他の人と話さなければならないことは少ない。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

本人のことを障害者とは考えておらず「このような特徴のある方」と皆さんには伝えている。

その他の配慮

会社として福祉的なことに関わっているので、理解はしている。入社後3日間は毎日声掛けをしていたが、普通に接した方が良いと考え、現在は行っていない。先日も本人に声掛けしたリーダーの言葉遣いが悪かったことに対してリーダー長が注意したことも、センター長まで報告がなされている。