募集・採用時の合理的配慮

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

特別支援学校の教員・親の同席を認めた。

その他の配慮

障害がある子をもつ職員をキーパーソンとして配置し、配慮しやすい環境を整えた。

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

業務指導は同じ仕事をする2名を担当者としている。業務は4人体制で行っており、男女各4名ずつの障害者に対し、障害のない職員男女各1名を配置し、業務以外の細かい内容でも相談しやすいようにしている。

採用後の合理的配慮

本人の習熟度に応じて業務量を徐々に増やしていくこと

採用以降大きな業務変更はないが、作業内容で必要な事項ができていれば、やり方や手順は本人に任せて行う。新たな業務を始めるときは半年から1年をかける等している。

図等を活用した業務マニュアルを作成する、業務指示は内容を明確にし、一つずつ行う等作業手順を分かりやすく示すこと

• 仕事の流れを紙に図を交えてかき、張り出しする。
• 新しい洗濯機の使い方は写真を撮り、マニュアルカードを作成する。　
• 清掃用具を使用後洗剤を含めきちんと戻せているか確認するチェックカードを作成する。

出退勤時刻・休憩・休暇に関し、通院・体調に配慮すること

仕事の作業時間にゆとりを持たせ、声掛けしながら休憩を取りやすくしている。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

他の職員も障害の内容を知っており、清掃で拭き取りがされていない等あれば、周囲でサポートのうえ本人へ指導するなど、周囲からも声掛けができるようにしている。

その他の配慮

• 障害者雇用に関する講習に参加し、障害理解及び事例として取り上げられていた工夫を事業所で取り入れる。
• 親とも連絡をとるなど周囲との連携をとり、安心して働けるようにしている。