募集・採用時の合理的配慮

面接時間について、体調に配慮すること

通常と同じで特に配慮を必要としなかった。なお、応募のときに、対象者から難病の告知があった。

面接時に、就労支援機関の職員等の同席を認めること

支援機関を利用しておらず、同行者はいなかった。

採用後の合理的配慮

業務指導や相談に関し、担当者を定めること

直属の上司はであるが、社長、工場長ともに日々声掛けをし、対象者の仕事ぶりや体調等を把握している。

出退勤時刻・休暇・休憩に関し、通院・体調に配慮すること

• 月に2〜3回の通院、また、3か月に1回、1泊2日の短期入院が必要なため、通院日には休暇が取得しやすいよう配慮している。
• 体調については、対象者の自己申告により配慮している。なお、これまでに、勤務中に具合が悪くなったことはない。

本人の負担の程度に応じ、業務量等を調整すること

対象者と相談しながら、身体への負担が少ない作業に配置するなどの配慮を行っている。なお、現在、病状が落ち着いた状態にあり、特に問題なく勤務している。

本人のプライバシーに配慮した上で、他の労働者に対し、障害の内容や必要な配慮等を説明すること

受け入れ部署の他の社員に対して、病気のことを説明し、理解を得ている。このため、対象者が休暇を取りやすい職場環境となっている。

その他の配慮

通院の都度、休まなければならないことから、賃金形態を時給制にし、対象者が気兼ねなく休めるようにした。