発達障害者の事務職 における合理的配慮事例
2017年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・29007
- 業種
- サービス業
- 従業員数
- 144人
- 職種・従事作業
- 事務的業務
- 障害種別
- 発達障害
- 障害の内容・特性
- 細かなことに集中し過ぎる傾向がある。また、コミュニケーション能力の不足があり電話対応等を苦手とする。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
1.対象者との日頃の振り返り面談では、何らかの配慮を行うことで「対象者がより働きやすくなる」、「業務へのパフォーマンスが向上する」などの視点を持って臨んでおり、相談内容は、対象者の職業生活の充実に反映させている。
2.社内の取組として障害のない社員と障害のある社員が平等に適切な職場環境を享受できるようにするための委員会活動(月1回)や、有資格者(精神保健福祉士)の社員による常設の社内相談窓口を設置することで、「意見を言いやすい」、「意見を拾いやすい」などの社内風土の醸成に力を入れている。
3.障害のない社員と障害のある社員の協働が円滑に行えるよう仕組づくりを進めつつ、新たに必要と考えられる配慮についてはその都度対応策を講じている。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
障害特性上苦手としてきた電話対応も行いたいとの要望も、必要なフォローをしていただきながら行えるようになってきたことや、得意なマニュアル作りを任されたことで力を発揮できたりと、できる仕事の幅も広がってきました。
コミュニケーション能力の不足も周囲の方から声かけを行っていただくことで、少しずつ慣れてきた気がしています。
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