難病患者のバス運転業務における合理的配慮事例

2017年度作成
事業所名
合理的配慮事例・29027
業種
教育・学習支援業
従業員数
98人
職種・従事作業
送迎バス運転手
障害種別
難病(サルコイドーシス)
障害の内容・特性
大小さまざまな類上皮細胞肉芽腫という「肉の塊のような」組織が肺、心臓、肝臓、リンパ腺、眼、神経など、全身のあらゆる臓器に生じ、現れた部位によって症状が異なる。対象者は症状が眼に現れ、霧がかかったようにぼやけた状態となり視力低下が起こる。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細

面接時に対象者から月2回、診察及び検査・治療のための通院が必要であるとの申出があったことを踏まえ、採用後の対象者との個別面談において、通院日を優先するよう対象者本人に伝えている。また、対象者が定期通院が必要であることを除けば他の職員と変わらないことから、特別な配慮は行っていないが対象者に対して、体調が悪いときには遠慮なくいつでも申し出るよう伝えている。

配慮を受けている障害者の意見・感想等

月2回の通院については、障害の状況を把握している部長を始め管理者(校長)の方や同僚(送迎バスの担当職員)など、みんなが気遣い協力してくれるため大変感謝している。また、健康状態についても常に声を掛けていただき有難く思っている。
現在、楽しく仕事をさせていただいており、これからも当社の職員として頑張っていきたい。

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