知的障害者の介護業務における合理的配慮事例
2017年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・29032
- 業種
- 社会保険・社会福祉・介護事業
- 従業員数
- 369人
- 職種・従事作業
- 社会福祉施設の介護助手
- 障害種別
- 知的障害
- 障害の内容・特性
- 声による指示は理解ができるが文字による指示は苦手とする。指示が通じても時間が経つと細かい配慮はできなくなり繰り返し指示を必要とする。心理的に弱い部分があり配慮を必要とする。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
入社当初は、仕事を覚えて実践することが困難であり対象者の不安も強まったため、その都度話し合いを行なう必要があった。その情報をもとに日々の仕事を共に行なう介護職員からの相談も合わせて関係職員で打ち合せを行ない、配慮が必要な点について整理し情報共有を行ない、対象者が仕事を覚えやすいように全体で関わった。現在は、課題がみえた際に対象者との話し合いを行なっている。場合によっては就労支援員と共に話し合いをしている。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
仕事をしている時に困ったり悩んだ時には主任介護職員、副主任介護職員等にすぐに相談をしている。自分の話を聞いてくれるし話しやすくて助かっている。所属するユニット以外へ掃除やシーツ交換に行った時に、他ユニット職員から「ありがとう」「助かる」と声をかけてもらうのが、嬉しいし頑張ろうと思う。「もっとこうして欲しい」とか「直して欲しい」と言われることもあるが、はっきり教えてもらったほうがよいし、言われている事をできるようにしたいと思う。
アンケートのお願い
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