精神障害者の介護業務における合理的配慮事例

2017年度作成
事業所名
合理的配慮事例・29050
業種
医療業
従業員数
153人
職種・従事作業
介護福祉士(介護業務)
障害種別
精神障害(うつ病)
障害の内容・特性
対人関係にストレスを強く感じる
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細

職場の中で、体調不良を起こしているような状況が見られるなど、上司のフロアーリーダーが何か異変を感じた場合には、対象者と面談して健康状況を確認するように配慮している。なお、真面目な仕事振りであることから、安心して役割を任せている。
また、体調不良で欠勤したいときは、事務局長に直接、電話連絡することになっており、事務局長が毎日、タイムカードにて出勤の確認と勤務時間を把握している。特に、欠勤した後の出勤日には、必ず対象者本人と面談し、健康状況の確認と相談事項がないかを聞くように配慮している。

配慮を受けている障害者の意見・感想等

前の職場で、人間関係のトラブルがきっかけとなって、体調を崩した。当時は職場内で相談する相手もいなく、どこに相談すればよいか悩む中で、病院へ行くようになった。当時は、精神障害者保健福祉手帳を取得するようになるとは想像もしていなかった。今回、再就職するにあたりハローワークの担当者とも相談しながら、やはり障害があることを打ち明けることにしたが、今の職場は、障害があることを受け入れてくれている。また、相談できる人もおり、体調不良で休みが続くこともあるが安心して休むことができる。こうした配慮に大変感謝している。

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