発達障害者の事務業務における合理的配慮事例
2017年度作成
- 事業所名
- 合理的配慮事例・29054
- 業種
- 医療・福祉業
- 従業員数
- 280人
- 職種・従事作業
- 事務作業(アンケート等のデータ入力、簡単な表作り、書類綴じ、ファイル作り、封筒への印押し・テープ付、印刷物折り作業、備品補充 等)
- 障害種別
- 発達障害
- 障害の内容・特性
- 対人関係の構築が苦手で、特に人と視線を合わせること、集団での共同作業に難色を示しており、職場内においての対人関係も狭い。潔癖症である。こだわりが強く、気になると納得いくまでこだわり続ける。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
1.入職時に、対象者、地域障害者職業センター(以下「職業センター」という。)のジョブコーチ、担当カウンセラー、障害者就業・生活支援センターの職場定着支援者、当院の業務指導責任者、事務長にて、対象者の障害特性や今後の支援計画について話し合いを実施した。その後、入職3か月後に、同じメンバーで安定した勤務継続に関しての支援計画を話合い、現在は、職業センターのジョブコーチが月に1回の頻度で支援を行っている。ジョブコーチと事業者側でいつでも情報共有できるように支援記録表を作り対応している。
2.毎月1回定期的に振り返りを実施し、体調面での不安、業務内容、勤務時間等について相談を実施している。振り返りは、当院の事務長も参加しており、勤務形態等すぐに考慮・対応できるようになっている。
3.入職後6か月を経過し、気になることなどがあったときは、業務日誌への記載や直接対象者より申し出る関係性ができたため、その都度リアルタイムに対応ができるようになってきている。
配慮を受けている障害者の意見・感想等
私は、前のA型施設の職員にきつく当たられたことがあり、緊張していました。ここの職員さんはだれもが優しくて、わからないことを聞いても失敗しても、当たり前のように助けてくれます。指示の伝え方がわかりやすく、とても作業がしやすいです。
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