精神障害者の製織補助作業における合理的配慮事例

2018年度作成
事業所名
合理的配慮事例・30208
業種
製造業
従業員数
262人
職種・従事作業
製織補助作業(フェルト製織工程の原料の補充と付随する軽作業)
障害種別
精神障害
障害の内容・特性
統合失調症:就労上で必要な質問や報告などのコミュニケーション能力の不足と体調が悪くても自分からは言い出せないなどの対人関係の難しさがある。 
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細

入社に当たり周囲からの抵抗はなかったが、対象者が現場に慣れてきて5か月経った頃に周囲の従業員との間で課題が生じた時期があった。周囲の従業員は対象者に障害があることは聞いていたが、障害特性に関しての詳細は聞いていなかったので、生じた課題が対象者の単なる性格等に起因するものと考えていたようだ。
それに対して同社は、職業センターのジョブコーチに相談し、現場の従業員や現場責任者、上司が出席する勉強会の場を設け、職業センターの障害者職業カウンセラーに講師を依頼し、統合失調症の特性やその特性に対する配慮事項等に関する講習を行った。
また、ジョブコーチ支援がない日の対象者の様子などを周囲の従業員にも確認し、課題点があればジョブコーチから対象者にフィードバックする形をとっている。

配慮を受けている障害者の意見・感想等

入社後、7か月が経過しました。ジョブコーチの支援を受けながら今後も継続して勤務できるように頑張ります。

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