発達障害者の製品検査等における合理的配慮事例

2018年度作成
事業所名
合理的配慮事例・30225
業種
化学工業
従業員数
266人
職種・従事作業
ポリマー品質管理課での製品検査等
障害種別
知的障害
障害の内容・特性
  • 作業の見通しを持つことで安心して取り組める
  • 自分の考えや気持ちを正確にことばで表現することが苦手
  • 曖昧な表現ではなく、具体的なことばで伝えると理解しやすい
  • 一方的に話しかけるなど、コミュニケーション能力に難はあるが、周りの社員と協調して業務を行いたいとの認識を持っている。なお、自閉症の重複障害がある。
障害者への配慮の提供にあたり、障害者と話し合いを行った時期・頻度等の配慮提供の手続きの詳細
  • 「臭い」、「騒音」等の作業環境に関する本人確認は、採用時に行った。
  • 業務手順書は、対象者の理解度を確認しながら随時修正を加えている。
  • 面識の少ない社員に対して、突然話しかけたり、注視することがある。不快に感じた社員から相談があれば、障害特性について説明し、穏やかな対応をお願いしている。また、対象者に対しても相手の気持ちを説明して、その様な行為を行わないよう指導している。
  • 年末調整書類等の重要な書類を提出してもらう際は、家族に手紙を書いて連絡している。
配慮を受けている障害者の意見・感想等

仕事は楽しい。作業の内容は手順書で明確に指示があるので、不安なくできる。不安要素がないことが大きい。
時々違う作業をするときに不安はあるが、担当が付いて対応してくれていますし、明確な指示もあります。

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